米粉クッキーはまずい?固くて粉っぽいって本当?

米粉クッキーはまずい?粉っぽいってホント? グルテンフリー
記事内に広告が含まれています。

米粉のクッキーって、固くてパサパサで粉っぽいし…まずいよね?

米粉クッキーに対してこんなイメージを持っていませんか?

実際のところはどうなんでしょうか?

今回は「米粉クッキーはまずいの?」という疑問に対して、まずいといわれる原因や米粉クッキーならではの特徴、米粉クッキーを作るときのポイント、市販のおすすめ米粉クッキーについて解説していきたいと思います。

この記事を書いた人
miona

理学療法士|双子の母
食や暮らしについて、無理なく取り入れられる情報を発信しています。

mionaをフォローする

米粉クッキーはまずいの?固くて粉っぽいって本当?

米粉クッキーってまずい?と思っている女性

最近はグルテンフリーやアレルギー対応などにより小麦粉を使わないクッキーを見かけるようになりました。

その中でも日本人が慣れ親しんだお米をもとにして作られている米粉のクッキー。

何となく体には良さそうと思うけれど、かたくて、パサパサしてて粉っぽい、生地が崩れる、旨味がなくて美味しくないというマイナスなイメージをよく聞きます。

私もグルテンやアレルギーを意識して、日々の料理やお菓子などに米粉を少し取り入れているのですが、米粉のクッキーを初めて手作りしたときは、「粉っぽくてのどに詰まる」「ぼろぼろ落ちるし食べにくい」と正直がっかりな感想でした。

いくら体に良さそうでも、美味しくないと食べる気がしないですよね?

今回は米粉クッキーがまずいといわれる原因について、米粉の特徴と一緒に解説していきます。

米粉クッキーがまずいといわれる原因

米粉クッキーのイメージ

米粉クッキーが「固い」「パサパサする」「粉っぽくてまずい」と感じるのには、米粉の性質だけでなく、水分量や混ぜ方、材料の配合なども関係しています。

主な原因として考えられるのは、次の4つです。

水分量が多い

水分を加えるイメージ

米粉に含まれるでんぷんは、水分と一緒に加熱されることで糊化し、粘りのある状態に変化します。

クッキーは焼くことで水分が抜けていくため、水分が多すぎると、糊化したでんぷんが焼き上がり後に締まり、固い食感になりやすくなります。

これは、炊いたご飯をそのまま置いておくと、時間が経つにつれて「カチカチ」「カピカピ」に固くなっていくのをイメージするとわかりやすいかもしれません。

でんぷんは水分量が30%以下では糊化しにくいとされているため、クッキーでは必要以上に水分を加えず、生地がまとまる程度に調整することがポイントです。

生地を練りすぎている

生地をこねているイメージ

米粉には、小麦粉のようにグルテンが含まれていません

グルテンとは、小麦粉に水を加えてこねることでできるたんぱく質で、粘りや弾力を生み、生地の骨格をつくる役割があります。

米粉にはグルテンがないため、クッキーはほろっと崩れやすく、サクサクとした食感になりやすいのが特徴です。

「グルテンがないなら、たくさん混ぜても大丈夫」と思われがちですが、必要以上に混ぜたり練ったりすると、油脂が分離したり、生地の状態が変わり、焼き上がりが固くなることがあります。

米粉クッキーを作るときは、粉っぽさがなくなり、生地がまとまったら混ぜるのを止めるのがポイントです。

米粉だけで作っている

米粉のイメージ

米粉だけでもクッキーは作れますが、レシピによっては固さやパサつきが気になることがあります。

そんなときは、片栗粉やアーモンドプードルなど、ほかの粉を組み合わせるのもひとつの方法です。

それぞれの粉の性質が加わることで食感に変化が生まれ、米粉だけで作ったときとは違った仕上がりになります。

もちろん、米粉だけでも配合や作り方によっておいしいクッキーは作れるので、「米粉だけだからまずい」というわけではありません。

「体にいい」を意識しすぎている

身体に良さそうなものをイメージ

米粉クッキーはグルテンフリーということもあり、「せっかく作るなら、より体にやさしいものを」と考える人も多いと思います。

レシピを探してみても、バターを使わないものや、油脂や砂糖を控えたもの、卵や乳製品を使わないものなど、さまざまな工夫をしたレシピが見つかります。

また、米粉はもともと脂質の少ない食品です。

文部科学省の食品成分データベースでは、100gあたりの脂質は米粉0.7g、薄力粉(1等)1.5gと、米粉は薄力粉の半分程度です。

クッキーにとって油脂は、コクを加えるだけでなく、サクッとした食感や口どけ、生地のまとまりにも関わる大切な材料です。

そのため、油脂を控えすぎると、パサついたり、生地がまとまりにくくなったりすることがあります。

また、砂糖も甘みをつけるだけでなく、食感や焼き上がりに関わる材料です。

もちろん、油脂や砂糖を控えたり、材料を置き換えたりすること自体が悪いわけではありません。

ただ、「米粉で作るから、ほかの材料もできるだけヘルシーに」といくつもの材料を控えると、おいしさとのバランスが崩れてしまうこともあります。

何を控えたいのかを決めて、おいしさとのバランスをとることも大切です。

しっとりとした食感やコクのあるクッキーが好きな人にとっては、こうした米粉クッキーを「物足りない」「まずい」と感じてしまうこともあるのかもしれません。

おいしい米粉クッキーが食べたい

おいしい米粉クッキー

「米粉のクッキーだから、多少まずくても仕方ない」ではなく、せっかく作るならおいしい米粉クッキーが食べたいですよね。

米粉クッキーは、材料の組み合わせや作り方を少し工夫するだけでも、サクサクとした食感に仕上げやすくなります。

ここでは、手作りするときのポイントを紹介します。

お菓子作りに向いた米粉を選ぶ

いろんな米粉

米粉は商品によって、粒子の細かさや吸水性などに違いがあります。

そのため、米粉ならどれでも同じように作れるわけではなく、クッキーにはお菓子作りに適した米粉を選ぶことも大切です。

以前、料理用として販売されている米粉でクッキーを作ったことがありますが、食べたあとザラザラとした粉っぽさが口の中に残るのが気になったことがありました。

使った米粉は製菓用の米粉と比べて粒子がやや粗く、この粒子の大きさが口当たりに影響したのかなと思いました。

製菓用は粒子が細かく均一に粉砕されているものが多いため、これから米粉クッキーに挑戦しようそいう方は「製菓用」「お菓子作りに」などと表示された米粉を選ぶと使いやすいと思います。

製菓用・料理用など、米粉の種類や特徴についてはこちらの記事で紹介しています。

ほかの粉を組み合わせる

米粉以外の他の粉

米粉だけでもクッキーは作れますが、ほかの粉を組み合わせることで、食感や風味を調整しやすくなります。

米粉と組み合わせやすい粉には、次のようなものがあります。

  • 片栗粉:じゃがいものでんぷんから作られる粉。米粉と組み合わせると、軽くサクッとした食感になります。
  • アーモンドプードル:アーモンドを細かく粉末にしたもの。脂質を含み、コクや香ばしさが加わって、ほろっとした食感に仕上がります。
  • ココナッツパウダー:ココナッツを乾燥させて粉末にしたもの。食物繊維を含み、ココナッツ特有の風味やホロっとした食感を加えられます。
  • おからパウダー:大豆から豆乳を作る際に残る「おから」を乾燥させて粉末にしたもの。食物繊維が多く水分を吸いやすいため、加える量や水分量の調整が必要にはなります。

油脂を上手に取り入れる

いろいろな油脂

米粉は小麦粉に比べて脂質が少ないため、クッキーでは加える油脂の量も食感を左右します

脂が少なすぎるとパサパサ、粉っぽい食感になりやすく、反対に多すぎると重たい仕上がりになることもあります。

油脂の種類によっても、風味や食感に違いがあります。

使いやすい油脂には、次のようなものがあります。

  • バター:乳脂肪を主成分とする油脂。コクと香りがあり、クッキーらしい風味やサクッとした食感を出しやすいです。
  • 米油:こめぬかなどから作られる植物油。クセが少なく、素材の風味を邪魔しにくいので、米粉クッキーにも合わせやすい油です。
  • 太白ごま油:ゴマを焙煎せずに絞った油。焙煎ゴマのような強い香りがなく、お菓子にも使いやすいです。
  • なたね油:菜種から作られる植物油。普段の料理にも使いやすく、私も料理だけでなくクッキーを作る際に使っています。比較的あっさりと軽い仕上がりのクッキーになります。
  • ココナッツオイル:ココナッツからとれる油脂。温度が低いと固まる性質があり、冬場は室温に置いていても固まるので、湯煎などで溶かしてから使います。種類によってはココナッツの香も楽しめます。

砂糖や甘味料を極端に減らさない

はちみつ、メープルシロップ、きび砂糖、てんさい糖

砂糖や甘味料は、甘さをつけるだけでなく、クッキーの食感や風味、焼き色にも関わります。

米粉クッキーは焼き色が淡くなりやすいので、砂糖を適度に使うことで焼き色がつき、香ばしく見た目も美味しそうな仕上がりに。

甘味をつける材料には、次のようなものがあります。

  • きび砂糖:さとうきびを原料とする砂糖。まろやかな甘みとコクがあり、クッキーに使うと風味も加わります。
  • てんさい糖:てん菜(ビート)を原料とする砂糖。やさしい甘みが特徴で、お菓子作りにも使いやすい砂糖です。
  • メープルシロップ:カエデの樹液から作られる液体の甘味料。独特の風味があり、水分も含むため、砂糖から置き換える場合は生地の水分量にも注意します。
  • はちみつ:ミツバチが花の蜜などから作る甘味料。コクのある甘みや風味を加えられます。水分を含むため、使う量によって生地の状態も変わります。

水分は少なめにする

手作りクッキー

生地がまとまりにくいと水分を足したくなりますが、増やしすぎると焼き上がりの食感に影響します。

私も初めて米粉クッキーを作ったとき、油脂や砂糖をできるだけ減らしたくて、もともと少ないレシピを参考にしていたのに、さらに減らしたことがありました。

その結果、生地がなかなかまとまらず、水分を足してなんとかまとめることに。

焼き上がったクッキーは固くてパサパサ。

口の中の水分を持っていかれるような粉っぽい仕上がりになってしまい、とても美味しいとは言えないクッキーでした。

そのため、油脂や砂糖を極端に減らさずに作り、生地は少しほろっとしていても、手で押さえてひとまとまりになればOKです。

なめらかなにしようとして、水分を加えすぎないよう注意しましょう。

また、使う材料はアレルギーの有無なども考えながら選んでみてください。

卵が食べられる場合は、卵黄を加えるとホロッとした食感やコクを出しやすくなります。

市販のおすすめ米粉クッキー

クッキーの商品棚

手作りは材料にこだわったり、自分の好みに作れますが、作る手間がかかりますし、保存もあまり効きません。

私も手作りしますが、気軽に食べられたり、外出時のおやつとして市販のクッキーを買います。その中でもサクサク・ホロホロ食感のおすすめクッキーを紹介したいと思います。

すべてネットでも購入できますが、買い物のついでによく購入しています。

メロディアン株式会社/米粉のクッキー(プレーン)

メロディアン 米粉のクッキー

米粉のクッキー(プレーン)

楽天市場で見る

商品情報

原材料名:米粉(米(国産))、ココナッツオイル、アーモンドプードル、てんさい含蜜糖、食物繊維、ひよこ豆、ココナッツ、食塩

内容量:1袋 6枚入

賞味期限:製造日より180日

価格:322円(税込・2026年4月時点)

国産米粉を使った、グルテンフリーの米粉クッキーです。

小麦粉だけでなく、卵・乳製品も使われていないのが特徴。

サクッと軽い食感で、コックのある旨味とココナッツの香り、やさしい甘さを感じるクッキーです。

米粉クッキーにありがちな粉っぽさを感じない、「これ、本当に米粉のクッキー?」と思うほど食べやすいのもお気に入りです。

パッケージにチャックがないので、もち運びにはチャック付きの保存袋に入れると良いですが、1袋に6枚と多くないので、すぐに食べきれてしまいます。

イオンで取り扱いがありますが、店舗によって置いていないお店もあるようです。

ネット通販では、メロディアンハーモニーファイン公式オンラインショップ楽天市場Amazon、Yahoo!ショッピングアスクルなどでも確認できました。

げんきタウン/やさしい豆乳クッキー

げんきタウン やさしい豆乳クッキー

やさしい豆乳クッキー(レモン)

楽天市場で見る

商品情報

原材料名:米粉(国産)、てんさい糖(国産)、食用なたね油、大豆粉(国産)、豆乳(国産)、有機レモン皮、有機レモン果汁、有機ココナッツパウダー、食塩(佐賀県)

※菜種油は国内製造、圧搾製法・一番搾りのものを使用、小麦・乳・卵・膨張剤不使用。

内容量:50g

賞味期限:製造日より120日

価格:378円(税込)

げんきタウンの「やさしい豆乳クッキー」は、国産米粉や豆乳、大豆粉などを使ったグルテンフリーのクッキーです。

小麦・乳・卵を使用せず、原材料も比較的シンプル。

実際に食べてみると、サクサクと軽い食感で、脂っこさがなく、とてもやさしい味わい

「やさしい豆乳クッキー」という名前がしっくりくるおいしさでした。

このシリーズのフレーバーは全9種類ありますが、私がおすすめしたいのはレモン味

自社で手作りしたレモンピールが使われていて、レモンの爽やかな風味が加わって、さっぱりと食べやすいです。

クッキーは薄くて小さめなので、子どもにも食べさせやすいサイズ感。

袋はチャック付きで、食べきれなかった分をそのまま保存でき、持ち運びにも便利です。

お出かけのおやつにも使いやすいと感じました。

私は自然食品スーパー(旬楽膳)や雑貨店で購入しています。

お店によって取り扱うフレーバーはさまざまなので、レモン味がないときは、違う味をえらんで楽しんでいます。

ネット通販では、げんきタウンの公式オンラインストアや楽天市場、Amazon、Yhoo!ショッピングなどで購入でできます。

BIOKURA/米粉のクッキー

BIOKURA 米粉のクッキー

米粉のクッキー(苺&ぷれーん)

楽天市場で見る

【商品情報】

原材料名:米粉(米(国産))、米油、アーモンドプードル、てんさい糖、豆乳(大豆を含む)、苺パウダー、食塩

内容量:12個(苺6個・プレーン6個)

価格:398円(税込)

国産の米粉・米油・てんさい糖を使った、シンプルな米粉クッキーです。

豆乳を使ったプレーンと、苺パウダーを加えた苺味の2種類が1袋に入っています。

サクサク・ホロホロとした食感

少し粉っぽさはありますが、あっさりとしたやさしい甘さで、素材の素朴な味わいが楽しめます。

「米粉のクッキー」はフレーバーが8種類あり、他の商品も1袋に2種類の味が入っているので、一度に違った味を楽しめるのもうれしいところです。

私は自然派食品スーパー(旬楽膳)や雑貨屋さんで購入しました。

ネット通販では、BIOKURAの公式オンラインストアや楽天市場、Amazon、Yhoo!ショッピングなどで購入でできます。

まとめ

米粉クッキーは、作り方や材料によっては固さや粉っぽさが気になることもありますが、米粉選びや材料のバランスを工夫することで、食感や味わいも変わります。

手作りするときは、油脂や砂糖を極端に減らさず、水分を加えすぎないこともポイント。

好みに合わせて、他の粉を組み合わせる方法もあります。

また、市販の米粉クッキーにもさまざまな味や食感の商品があります。

この記事が、これから米粉クッキーを試してみたい方や、手作りしたい方の参考になればうれしいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました